プライスの無いバイクたち without a price

【ホンダ/CB750Four】

グランプリレーサーさながらの空冷４ストローク並列４気筒ＯＨＣ・７３６ｃｃのエンジン。
そして誇らしげに伸びる４本のマフラー。当時、欧米メーカーの多くが２気筒エンジンを搭載していただけにＣＢ７５０の４気筒エンジンは非常にレーシーで圧倒的なパフォーマンスをイメージさせるものだった。

【カワサキ/GPZ900R】

１９８６年に公開されたトム・クルーズ主演の映画『トップガン』では、彼の愛車としてＧＰＺ９００Ｒが登場した
当時の最新技術をフル投入し世界最速を誇る最強のマシンＧＰＺ９００Ｒは生み出された
愛称“Ｎｉｎｊａ”の最高速度はそれまでの２２０ｋｍ/ｈを超え２５０ｋｍ/ｈに到達していた。

【スズキ/GSX1100S KATANA】

１９８０年に開催されたドイツ・ケルンショーで初めてベールを脱いだＧＳＸ１１００Ｓカタナはあまりに独創的で斬新なフォルムだったことからあくまでショーモデルであるという認識が支配的だった。
ところが翌１９８１年、ほとんど変わらぬスタイリングで登場したのである。

【1972 YAMAHA GT50】

ヤマハ・GT（ジーティー）とはヤマハ発動機が製造していたオートバイの車種名。通称は「ミニトレ」
排気量50ccクラスのGT50と80ccクラスのGT80がシリーズ車種として展開された。1979年版のカタログには当時プロボクサーとして活躍していた「具志堅用高」が登場していた。

【ヤマハ/SR400カスタム】

前オーナーさんがコツコツと仕上げた“カフェレーサー仕様”
ロケットカウルにセパレートハンドル、ＦＣＲキャブレターにスーパートラップマフラー、外装はメタフレーク塗装　とかなり個性的になってます

【トライアンフ/Scrambler 900】

2006年に登場したスクランブラーは、1960年代の古き佳き時代のトライアンフ「TRシリーズ」を思い起こさせるスタイルを与えられたモダンクラシックだった。アップマウントされたマフラーとフラットなシート形状、ワイドハンドル、ブロックパターンのタイヤなど未舗装路での走行を前提にしていることに通じていた。

【ホンダ/モンキーZ50A】

公道モデルとしてデビューした初代モンキーZ50M（1967年発売）に対し、1969年７月に「ニューモンキー」を謳って登場したZ50A
前後輪を８インチに大径化し、フロントはストローク可能なテレスコピックフォークを採用した
Z50Aでは「街中での買い物、会社・工場構内などでの業務用連絡などにも使える」と汎用性の高さもアピールしていた。

【カワサキ/ZEPHYR1100】

第29回東京モーターショー ここで披露されたのが、ゼファー1100であった。市販されたのは翌年3月（1992年）
空冷1,062cc直4ユニットは、シリンダーあたり2本の点火プラグを持ちバックトルクリミッターも装備されていた。1992年から2006年まで生産された。

【カワサキ/ZEPHYR400χ】

1996年に発売されたのがゼファーχ（カイ）だった。399ccの空冷4気筒DOHCエンジンは4バルブ化されていた。1999年にゼファー誕生10周年を記念して、往年のZ2をイメージさせる「火の玉カラー」のアニバーサリーモデルを発表。2009年4月に発売された「ファイナルエディション」で幕を下ろした。